世界最大の日本酒コンペティションで作り手として高評価を得た若き杜氏と蔵人が、広島県産の酒米「八反」を使用し、 50%まで磨いて醸した純米吟醸が「蔵王 K 純米吟醸」です。「八反」は心白（米の中心にある不透明な部分） が大きいため、原料処理の難しさはありますが、麹がつくりやすく、酒がとてもやわらかく仕上がります。米の艶のある香りと、蔵王山系の清冽な伏流水が相まったスッキリとした口あたりの酒です。穏やかな酸と控えめな甘み、さっぱりとした後口は食中酒に最適と言えます。フルーティで上品な香りと、調和のとれた甘味・酸味・渋味のバランスが素晴らしく、JAL国際線のファーストクラスラウンジにて採用されたこともあるほど、一流を知る人々をも魅了する純米吟醸です。

蔵元が提案するペアリング
脂身の少ない肉料理(ローストビーフや鴨のテリーヌ等)

K（ココロ）ブランドとは
「心を込めて醸し、心を込めて管理し、心を込めてお届けする」――「ココロ」の頭文字Kを冠した、蔵の顔になりつつあるシリーズ。30代の若き杜氏と蔵人たちが醸す、体なじみがよくて飲み飽きしない、一杯、もう一杯と飲み進めて気持ちよく酔える酒です。