Q. 日本酒とはどのようなお酒でしょうか?

日本酒とは、米と水を主な原材料とする日本の醸造技術によって造られる醸造酒です。


これから日本酒を手にする方は、米と水だけで造ったアルコールは単一の味わいや香りのみで、多様な幅はないのではないか、と思われるかもしれません。しかし、原材料の「米」「水」、そして「米の磨き方」や「製造方法」によって驚くほどの大きな違いが生まれます。また、熟成期間によっても異なります。飲む時の温度やグラスによっても日本酒の幅は大きく広がります。


日本国内では約1,200の酒蔵が存在し、約10,000〜30,000の商品があるといわれています。日本酒の製造の歴史は約1,000年ほどありますが、近年は、火入れしない「生酒」、長期熟成した「古酒」が市場で評価され、水の代わりに酒を用いた濃厚な日本酒「貴醸酒」、フランス・シャンパーニュの製法を用いた瓶内二次発酵でかつ透明な「スパークリング日本酒」も誕生しています。


「日本酒」の原材料や製造方法による香りや味わいの違いを知りながら、べストな日本酒を発見してください。

Q. 国内外のソムリエやレストランのシェフは日本酒をどのように評価していますか?

以前、日本酒に合う牡蠣料理ペアリング料理のコンテストが開催され、そこで日本、フランス、イギリス、香港のシェアやソムリエが日本酒について紹介する動画が公開されています。こちらの動画をご覧ください。


セミナー1:牡蠣をテーマにしたワインペアリングと日本酒ペアリング

フランス ホテル・クリヨン シェフ ソムリエ (Chef Sommelier de l'Hôtel de Crillon) グザヴィエ・チェイザ氏


セミナー2:牡蠣のペアリング料理を最先端の日本酒ペアリングアプローチから考える

日本酒ソムリエ 第14代酒サムライ 千葉麻里絵氏


セミナー3:日本酒の牡蠣ペアリング料理の研究・紹介

バスク料理 ブラット x クリムゾンズアーチ ヘッドシェフ及び創設者 トモス・パリー氏


フランス料理 KEISUKE MATSUSHIMA オーナーシェフ 松嶋啓介氏


広東料理 中国飲食文化大師 尹達剛氏

Q. 日本酒の保管方法を教えてください。

日本酒は冷暗での保管が基本です。日本酒の天敵は、紫外線です。日本酒は直射日光に当たると劣化し、玉ねぎやネギのような匂いを放ちます。30分ほどでも劣化するので要注意です。


また蛍光灯に当たる環境に日本酒を保管することも危険です。UVカットのフィルムを巻いた照明を使ったり、紫外線を発しない特別なライトを採用したり、新聞紙に包むなど工夫が必要です。


熟成を楽しむために長期保存する時は、日本酒の性質を見極めて正しい管理を行ってください。

Q. なぜ、720ml瓶の代わりに180mlアルミ缶なのでしょうか?

720ml瓶が持つ存在感や醸し出す雰囲気は素晴らしいものがあります。しかし、「サイズ」「配送」「保管」という視点からはさまざまな課題があります。試飲には720mlは大きいサイズです。720mlの重量は1.2kgで、そのうち瓶の重量480で全体の40%です。素材が瓶のため破損のリスクがあります。また透明瓶は紫外線を通すため、施しがなければ日本酒を劣化させます。


180mlは試飲にちょうどいい小口サイズです。アルミ缶の重量は196gで、そのうちアルミ缶の重量は16gのみです。アルミ缶の凹みの可能性はありますが、破損のリスクはほぼありません。紫外線を100%遮断します。


これから日本酒を飲み始める方、たくさんの日本酒を飲み比べたい方、720mlを購入する前に試飲として飲みたい方、お土産で手軽に持ち帰りたい方など、さまざまなニーズに対応していくために180mlアルミ缶を採用しています。

Q. 米マークのKURA ONEと他デザインのKURA ONEは何が違うのでしょうか?

「米マークKURA ONE」は非売品となり販売しておりません。「他デザインのKURA ONE」は販売しているKURA ONEとなっています。

Q. 日本酒のアルコール度数はどのくらいでしょうか?

日本酒のアルコール度数は、15度前後が多くあります。18度〜19度の日本酒や、8度〜9度の日本酒もあります。アルコール度数が1度違うだけで、飲むときの感覚は異なります。日本酒を飲み比べるときにアルコール度数に注目してみてくださいね。


なお、日本の法律上「アルコール度数22%未満」が「日本酒 (清酒) 」と称することができます。

Q. 日本酒の原材料は何でしょうか?

日本酒の主な原材料は「米」「米麹」「水」です。日本には酒造りに特化した酒米だけでも120種類以上あり、食用米で造る日本酒もあります。米の選定によって「奥深い味わいの日本酒」「繊細な香りの軽い日本酒」といった違いが生まれます。


「米麹」は、主に黄麹を使用しますが、「白麹」「黒麹」を使用することで独特の酸がある日本酒が生まれます。


日本酒の約8割は水でできています。日本は国土の3分の2が森林です。森林には様々な土質があり、雨水として降った水は山によって濾過され、地域ごとの特徴がある水となって湧き出てきます。100年前の水が湧き出ている所もあります。日本の水は一般的に軟水ですが、硬度は様々です。軟水の中の軟水 / 中硬水 / 硬水によって、ミネラル含有量に差が生まれ、口当たりがまろやかに仕上がる日本酒、濃厚で辛口に仕上がる日本酒といった傾向があります。

Q. 「純米」「アルテン」とは何でしょうか?

使用する原材料が、「米」「米麹」「水」だけの日本酒を「純米」と呼びます。精米歩合によって「純米大吟醸酒」「純米吟醸酒」「純米酒」のカテゴリー名がつきます。


味わいをなめらかにするために醸造アルコールを加えたお酒を「アルテン」と呼び、精米歩合によって「大吟醸酒」「吟醸酒」「醸造酒」のカテゴリー名がつきます。

Q. 精米歩合とはどういう意味でしょうか?

日本酒の製造過程に「米を磨く (精米)」プロセスがあります。精米とは米の表層部を削る作業です。残った米の割合を「精米歩合」と表示します。例えば「精米歩合30%」とは、米を70%を磨き、30%が残った割合です。「精米歩合30%」は「磨いた割合が30%」ではないので注意が必要です。また表示の見方で「アルコール度数」と間違えることがあるので気をつけてください。


同じ酒米でも精米歩合の高低によって「フルーティな日本酒」「複雑な味わいの日本酒」の差が生まれます。日本酒の個性を楽しむときに精米歩合を確認してはいかがでしょうか。

Q. 日本酒を楽しむ温度帯は何でしょうか?

日本には日本酒を楽しむ温度帯を表現する固有の表現があります。例えば、熱燗 (50 - 55℃) 、上燗 (45 - 50℃) 、ぬる燗 (30 - 40℃) 、花冷え (10℃)、雪冷え (5℃)などです。


細かな温度帯に日本酒は応えてくれ、香りの開き方や味わいのまろやかさに個性が生まれます。日本酒によって飲む適正温度があります。SAKE EXPERTや酒蔵のコメントを参照にしながら、日本酒の個性を掴み取ってください。

Q. 日本酒に消費期限はありますか?

一般的に日本酒は、未開封の状態であれば腐ることはありません。日本酒の多くは「火入れ」という工程によって微生物の活動を止めているため、それ以上の発酵が進まないからです。火入れを行っていない生酒でも、適正に保管することによって (マイナス5°C以下が理想)、ゆっくりと熟成され味わい深くなります。


ただし、開封したり、密閉が適切にされていなかったりすると、空気中の菌類に汚染される場合があります。保管には十分に気を付けてください。

Q. KURA ONEは1缶から購入できますか?

Japanpage:Sakeでは「KURA ONE STORY.サブスクリプション」「KURA ONE STORY. アソートボックス」のみ販売しています。単品 (1缶) 販売は行っておりません。


単品 (1缶) からの販売はKURA ONE販売パートナーからのみとなっています。各KURA ONE販売パートナーにご確認ください。

Q. KURA ONEの取り扱いを検討しているショップ / 量販店 / インポーターです。どのように相談したらいいでしょうか?

KURA ONEは、現地のライフスタイルにおいて、新しい日本酒の飲み方を生み出していくことを目指しています。


KURA ONEのミッション「届かないを届ける」に共感いただき、各社のお客様に新しい飲み方を提案いただける「ショップ」「量販店」「インポーター」の方を販売パートナーとして募集しています。


詳細はこちらからお問い合わせください。

Q. KURA ONE COLLECTIONに参加したい酒蔵です。どのようにしたらいいでしょうか?

KURA ONE COLLECTIONは、「KURA ONE STORY.選定銘柄」と「充填サービスによって充填された銘柄」があります。


「KURA ONE STORY.選定銘柄」は当社による選定ですが、「充填サービスによって充填された銘柄」は酒蔵様のご意向によってご参加いただけます。


詳細はこちらからお問い合わせください。

Q. 酒造メーカーです。充填作業はお願いできますか?

KURA ONEは市場流通商品のアルミ缶への充填サービスを2024年から開始する予定です。


ミニマムロット数は2,500缶を基本としますが、300缶程度からの充填作業について検討中です。


詳細はこちらからお問い合わせください。

Q. オリジナルラベルの日本酒アルミ缶の製造をお願いしたいです。どのようにしたらいいでしょうか?

日本全国の酒蔵ネットワーク、アルミ缶充填設備、クリエイティブチームを活用して、オリジナルラベルの日本酒アルミ缶の製造サービスを2024年からか開始する予定です。


ミニマムロット数は1,800缶です。


詳細はこちらからお問い合わせください。