受賞
Kura Master2020 純米酒部門 プラチナ賞（最優秀賞）
International Wine Challenge(IWC)2020 古酒部門 金賞

山廃仕込みの純米原酒をタンクと地下の洞窟の二段階の環境で2年半～3年ほど熟成させた日本酒の熟成古酒が「熟露枯 純米 山廃 原酒」です。まず冬場に寒造りをし加熱殺菌して、夏を越えるまでの140～150日間は蔵の中のタンク内で熟成させることで香りの熟成を進めます。その後、瓶詰めをし、年間平均10℃前後の低温の洞窟内で長期間熟成すると、香りの熟成を抑えつつ味わいの熟成をゆっくり進めることができるのです。熟成したときに軽く仕上がるように、酒米ではなく地元産の「あさひのゆめ」「あきたこまち」といった食用米を使用しているのも特徴です。冷ではコクと酸が心地よく、燗ではやわらかく旨みが広がる酒です。2020年には、フランスにおける最も権威ある日本酒コンクール「Kura Master」の純米酒部門でトップ5、さらにプラチナ賞（最優秀賞）に選出され、世界最高権威を誇るワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」では古酒部門でゴールドメダルを受賞。世界に日本酒の熟成古酒の美味しさを伝えています。

熟露枯ブランドとは
旨口の日本酒を地下の洞窟の中で長期熟成させた熟成古酒。元々フレッシュで張りのある酒が、熟成が進むにつれて角が取れていき、円熟してまろやかに、かつキレ良く余韻のある味わいに変化していきます。