日本酒が最初に歴史書に記されたのは約1300年前。

主な原材料は米と水。
米はデンプン質のため米だけではアルコールはつくれません。
日本酒は世界でも類を見ない『並行複発酵』という独自進化を遂げた製法を使い、糖化とアルコールの同時生成に成功して誕生しました。

日本酒には厳格なルールがあります。
原材料は米、米麹、水のみ。またドサージュと言われる加糖をしてはいけません。つまり出荷前に香りや味わいを調整したものは「日本酒」という表示を禁じられています。

この厳格なルールに基づき、米品種の違い、精米歩合の違い、水の違い、酵母の違い、製造方法の違い、 そしてさらには、杜氏の思想が折り重なることで唯一無二の香りと個性豊かな味わいを奏でる日本酒が日本各地の酒蔵で誕生しているのです。

また日本酒は、硝子、錫、陶器といった素材や形状の異なる酒器によっても香しさと風味豊かな味わいはより一層変化し、楽しみの幅は広がります。 そして日本酒のうまみ成分や酸などで一緒に食するお料理はより美味しくいただくことができます。

20代、30代の私は日本酒が好きというわけではありませんでした。 「味わうもの」ではなく「酔うためのアルコール」というイメージが強かったからです。地酒という存在も知りませんでした。

同時に、アジア、欧州、北米、中東を含む世界30か国以上に訪れて現地ビジネスパートンにインタビューを行い、また複数国で生活することになりました。 この「世界⇄日本」の行き来の中から、私は世界基準での「母国の魅力」を再発見することが世界の中での自身の役割であり責任と自覚するようになりました。 そして2010年から日本各地の魅力発掘に注力し始めました。

「まずは現場へ!」日本に住んでいるメリットは地域への実質的距離が近いこと。私は日本全国47都道府県に訪問し、 職人や蔵元の方々と意見交換する機会を何度もいただきました。この貴重な経験は私の基盤をつくってくれました。 回を重ねるごとに、地理的・文化的背景から生まれた地域産品や、それらを生み出す職人の生き様 / 思考 /その姿勢に魅了されていきました。

与えられた環境や条件の中で、技術を磨き、知恵を出し、
最高の逸品を仕上げる職人の一歩も引かない心。

何十年何百年もの間、技術・技法を継承し、
変化する時代の中で自身の思想を反映させた技術・技法の進化。

地域独自の米 / 水 /自然環境からでしか体験できない
香りや味わいが伝わる作品というべき感動の日本酒。

私は刻々と変わる自然や環境と対峙し、技術・感性・知恵を代々継承してきた職人が仕上げるこの「逸品」を伝えたい、 またそれに込められた魂や世界観を世界中の方々へ届けたい。そのために必要なことは全てやろうと考えるようになりました。

しかしながらこれらの逸品は量産不可能。それが追究すべき課題でもあり、永遠の魅力でもあります。 従来のPR / コミュニケーション / 配送方法では限界があると考えました。

ブランディングサービスである当社がなぜ、越境ECや国際配送まで行っているのか? それは一重に「いまこの逸品を探している世界中の人に、これから体験する感動を届けたい」その一心なのです。 ボトルネックを課題化しその課題解決に向けて取り組まなければ感動体験はお届けできません。

Japanpage:Sakeは「日本の米と美味い水からつくる日本が誇るべき逸品を世界中に“直接”お届けしたい。」の願いと決意のもと「届けられない課題」の解消を目指します。 そして、日本酒に留まらず、地域性や原材料を生かした焼酎、梅酒、ウィスキー、またお茶、そして伝統工芸の英知を集結した酒器を世界中に直接お届けし、 「至極の時間」をご提供してまいりたいと考えています。

Japanpage:創業者
澤田且成

01. 1300年間進化してきた伝統と革新を集結した職人が仕上げる逸品をお届けします。

02. 国内外で評価を受けた酒蔵のCraft Sake(地酒)だけをお届けします。

03. 日本産酒類をより一層深く知る、一層深く楽しむために必要なストーリーや商品をお届けします。